知恵袋あれこれ

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思春期の子供が家族写真の撮影を嫌がる…それでも取りたいお父さんのための対処法

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家族の記念として、その時の子供の姿を残せる家族写真はとてもいいものですね。

毎年撮影すれば子供の成長を感じることができます。

 

でも、子供たちも成長するにつれ

だんだん写真を撮らせてくれなくなってきます。

 

思春期に入ると写真を撮られるのが嫌で

わざと変な顔をしたり、手で顔を隠したり。

 

照れくさいし恥ずかしいし、なんか親の前で素直になれない

そんな時期とはわかっていても

それでも親は写真として残しておきたいものなんですよね。

 

 

そこでこの時期の子供の心と、写真を撮らせてくれるためには

どう子供と接するといいのか考えてみました。

 

 

 

 

 

家族との写真すら嫌がる子供の心理…それは自立したいという本能が芽生え始めた証拠?!

 

 

思春期というのは一般的に10歳ごろから18歳ごろまでで

早い子だと小学校中学年くらいからだそうです。

 

このころは他人の目が特に気になってくる年ごろなので

女の子なら「かわいく見られたい!」

男の子なら「カッコつけたい!」という気持ちが一番強い時期ですよね。

 

 

だけどコンプレックスがあって自分の容姿に自信がないから

自分に自信が持てない。

 

そして、一旦そう自分で思い込んでしまうと

親や友人など周囲の人が、いくら「かわいいよ」と言っても

聞き入れることができなくなってしまうんですね。

 

 

まわりから、かわいいなどと褒められることが

照れくさいし気持ち悪いと感じてしまうため素直に受け取れないようです。

 

 

それなら写真を撮られるのが嫌な子供たちが

スマホなどで自撮りをすることが平気なのはなぜかというと

自分の気に入った角度で一番いい顔で写せるし

気に入らなかったらその場で撮りなおしができるから。

 

家族であっても人に撮ってもらうと

なかなか自分の思った通りにはできないので

自分の気に入らない姿や、かわいくない顔が

写真となって残ってしまうことも嫌なようです。

 

こうしてみると、写真を撮られるのが嫌なのは

恥ずかしいという気持ちが強い時期だからと言えそうですね。

 

 

そして女の子の場合、父親を異性として意識するようになります。

それまでとっても仲の良かった父親に対しても

嫌ったり避けたりなどの行動をとってしまうことがあります。

 

そういったことから、女の子の場合だと

とにかく父親に写真を撮られるのが嫌でしょうがない!

というケースもあります。

 

また、思春期は写真を撮られるのが嫌になるだけではなくて

親の言うことが素直に聞けなくなって親を疎ましく思ったりするそんな時期です。

 

友達や周りの人に親と出かけるのを見られたくなくて

一緒に外出しなくなるなど

家族と必要以上に仲がいいと思われるのが恥ずかしくなるようです。

 

親はこうしろというけど、自分はそうしたくない。

という、親と自分は違うという主張が芽生えてくるころなので

写真撮影を嫌がるようになったのは

親から自立しようとしている証だともいえます。

 

きっと自立しようとしている子供たちにとっては

親との写真撮影よりも、興味があることや楽しいことが

他にたくさんあるってことかもしれませんね。

 

 

 

 

それでも子供と一緒に家族写真を、と考えるあなたのためのこんな使える口説き文句

 

不安定な思春期の子供たちに、なんて声をかけたら家族写真を

一緒にとってくれるのでしょうか。

 

一番は無理強いせず時期が過ぎるのを待つことだとは思うのですが

一緒に撮りたい気持ちもありますよね。

 

女の子ならやっぱり「服や髪型を褒める」ことが一番効果的だと思います。

 

「今日の服すごく似合ってるね!」

「すっごくいい顔してるから写真撮ろうよ」

 

ではどうでしょうか。

つれない返事しか返ってこないかもしれませんが

褒められれば嬉しいはずです。

 

子供の好きなことや興味のあることから

話を聞き入れてくれる雰囲気に持って行きましょう。

 

「写真を撮ったらおしゃれなカフェでスィーツを食べよう!」

 

「撮影した後に美味しいもの食べに行こう!」

 

など、美味しいもので釣ってみるのもいいかもしれませんが

親と一緒に出歩くのが嫌な子もいるので

様子を見て声をかけてくださいね。

 

「家族写真だけは絶対に撮る」という家のルールに

してしまうのもいいかもしれません。

家族の決まり事にして、親が子供の機嫌に左右されずにいれば

子供は嫌々でも参加するしかないってなりますよね。

 

 

そして、最初は話を聞いてくれないかもしれませんが

「ただ家族写真を撮りたいから」「記念だから撮る」という説明ではなく

「お父さんは家族がとても大事で、みんなの姿をどうしても残しておきたい。

 

今は撮られるのが嫌かもしれないけれど後で見返したら君たちの成長が感じられるから

お父さんはそれが嬉しいんだよ。」

 

と、自分の正直な気持ちを真剣に話をしてみたら

子供にも伝わるのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

子供になんて声をかけようかと悩むこともあるかもしれませんが

お父さんの「撮りたい気持ち」と子供の「撮られたくない気持ち」の

どっちの気持ちも大事にしてもらいたいと思います。

 

顔をそむけてしまっても、手で隠してしまっても

それが今のこの子の成長でいつか大人になってこの写真をみたら

 

「こんな時期もあったんだね。」

 

と笑いながら話せるようになるかもしれません。

撮ってあってよかったって絶対思ってくれるはず。

お父さん、めげないで撮ってあげてくださいね。