知恵袋あれこれ

日常のちょっとした知恵をご紹介していきます

フォーマルな関係での出産祝いの贈り方! 期日は?金額は?金銭以外はだめなの? マナーについても解説!

 

 

新しい家族の誕生を祝い、その健やかな成長を願って贈る出産祝い。

 

親しい間柄の相手なら、細かいことは気にせず気持ちが伝わるお祝いをすればいいのですが…会社の上司・同僚・ご近所さんなどフォーマルな関係の方に贈るとなると、

そのマナーやルールが気になりますよね。

 

そんなときにぜひ押さえておいてほしい一般的な約束事について

Q&A方式でまとめてみました!

 

 

出産を知ってからいつ頃までに贈るべき?出産祝いの基本的なルールとは?

 

Q.出産祝いを直接渡すなら、いつごろ訪ねるべき?

 

A.出産の報告をすぐ受けたとしても、

あわててお祝いを持って病院に押しかけるのは禁物。

 

親しい友人なら「入院中にぜひ来て!」と

言われることもあるでしょうが、

通常は退院後のしかるべき時に、お祝いを自宅まで持参します。

 

産後の入院期間は1週間前後ですが、

退院後すぐに自宅に伺ってしまうのも

出産を終えたばかりであるママの負担になってしまいます。

体調が落ち着いてくる産後1ヶ月前後が良いでしょう。

 

そして、ママの負担になるので長居は禁物!

訪問は1時間以下で切り上げましょう。

 

Q.出産祝いを郵送するならいつがいいの?

 

出産祝いを郵送するならば産後7日~1ヶ月以内にしましょう。

一般的に、出産祝いの内祝いを準備する時期は

産後1ヶ月のお宮参りの頃です。その後に届くと

お返しを用意するのに二度手間がかかってしまいます。

 

Q.うっかり時期を逃してしまったら?

 

もしうっかりこの時期を逃してしまっても、

産後2ヶ月以内なら出産祝いとして贈っても問題ありません。

しかし、やはり1ヶ月を越えると

内祝いの都合で負担をかけてしまうことになります。

 

では、さらに遅くなってしまう場合は?

そのときは、次回の訪問日を伝え

お祝いを持っていくと事前にお知らせしておきましょう。

また、出産祝いの代わりに1歳のお祝いを贈るという方法も。

 

Q.のし袋は何を選べばいいの?

 

出産祝いを贈るときに使うのし袋の水引は、

お祝い事なら何でも使える白赤の蝶結びを選びましょう。

のしの表書きには「御出産祝」「御誕生祝」と入れ、

水引の下に自分の名前を書いてください。

 

Q.物を送る場合は何を選べばいいの?

 

A.せっかくもらったけど、もう持っている…

そんな事態を防ぐためにも、先に欲しいものを聞いておくことや

カタログギフトなど選べる物を贈ることをおすすめします。

また、ベビー服やスタイなど

いくらあっても困らない物も喜ばれます。

 

ただし、物を贈る場合はその数に気をつけて!

4・9の数字は「死」や「苦」を連想させるため

贈り物全般でタブーとされています。

 

Q.現金で贈る場合に気を付けることは?

 

やはり数字に気を付けるとともに、新札を用意すること。

のし袋には折らずに入れて

お札の人物の顔を表に、上になるように入れます。

お祝い金全般に共通のマナーです。

 

ご近所さん、会社の同僚・先輩後輩など…タイミング、金額を押さえてマナーを押さえる

 

先ほどのQ&Aにもあったように、タイミングとしては

訪問なら産後1ヶ月程度。

郵送または家族づて(旦那さんなど)で贈るのであれば、

産後7日から1ヶ月までが良いでしょう。

 

そして肝心の予算ですが、

一般的な金額の目安として以下を参考にしてください。

 

友人・知人:5000~1万円程度

同僚・会社関係:5000~1万円程度

近所・隣人:3000円程度

 

つながりの強い地域でのご近所さんへのお祝いは、

他の住民や自治会に尋ねてから金額を決めるのがベター。

ただし普段自分と付き合いがあまりない方であれば、

そもそも出産祝いを渡さなくても問題はありません。

 

また、ほかに注意したいのは

あまりに高額なをプレゼントを贈ると

相手がお返しに困ってしまうということです。

常識の範囲の、ちょうど良い額のお祝いを選びましょう。

 

職場の方が対象である場合、職場の仲間たちと連名で贈ることもあると思います。

 

しかし、複数人で贈るときに気を付けたいことがあります。

1000円ずつなど少額を集めてプレゼントをした場合は、貰った側がお返しの方法に困る可能性があるのです。

 

連名でお祝いする場合は、お返しは不要と

あらかじめ伝えておくなど先方への心遣いが必要です。

 

 

まとめ

 

お祝い事は、理由のよく分からないような

細かいルールやマナーもあり、とても面倒です。

 

しかし、それらをしっかり守るということは

「あなたを尊重し、敬意を払っています」

という意思表示でもあります。

 

あなたのお祝いの気持ちがちゃんと伝わるよう

最低限のマナーはしっかり押さえて、

かわいい赤ちゃんの誕生を心から祝福しましょう!