お墓参りをする時に必要なのは、お供え物のお花ですね。
でも、お供えする切り花ってすぐ枯れてしまいがち。
枯れたお花をずっと活けてあると、お墓の見映えも悪くなってしまうので、
どうにか長持ちさせたいものですね。
そこで、お供え用の切り花を長持ちさせる、3つの方法を紹介します。
少しでも長くお花をキレイに保って、ご先祖様に喜んでもらいましょう!
お墓参りに人気の長持ちする花TOP3
ではまず、お供えに人気の長持ちする花の種類を紹介します。
3位 カーネーション
母の日の贈り物に定番の花ですが、ふんわりとした見た目から、
仏花にもよく用いられるんですよ。
中でも特に、『尊敬』や『私の愛は生きている』、
という花言葉を持つ、白いカーネーションは、お供えするのにぴったり。
春と秋なら15日前後、冬なら20日は持ちますよ。
2位 スターチス
長持ちするし、しかも花弁が散らないことから、お供えに人気の花です。
ちなみに花言葉は、
『変わらぬ心』と『途絶えぬ記憶』なので、ぜひお墓にもお供えしましょう。
1位 菊
仏花の定番でもある菊って、実は季節問わず、なんと20日も長持ちするんですよ。
花言葉は『高貴』、『真実の愛』、『清浄』など。
こうしてみると、どの花も普通に仏花として花束になっている種類ばかりですね。
つまり、あえてお花屋さんで、あの花とこの花、
というように選ばなくても、仏花として売られているものを買えば、
基本的には長持ちする、ということです。
ちなみに、「トゲや毒のある花と香りの強い花」は、お供えにはふさわしくないので、注意しましょう。
同じ花でも、長持ちさせる3つの方法
なるべくお花を長持ちさせるためには、次の3つの方法を実践してみてください。
まだ咲ききっていない新鮮な花を選ぶ
切り花を長持ちさせるには、新鮮な花を選ぶことも重要なポイント。
つぼみが多く、まだ完全に開ききっていない花にすれば、お供えしたあとも長持ちしますよ。
お花の切り口をライターであぶる
水に挿す前に、お花の切り口をライターであぶってください。
10円玉を一枚入れておく
10円玉は銅で出来ているので、水が腐りにくくなります。
これなら、毎日水が交換できなくても、お花が長持ちしてくれますね。
お墓にお供えした切り花は、
毎日水を換えてあげることが出来ません。
そのため、いかに花立の中の水をキレイに保つかが、
重要になってくるんですよ。
ただし、お墓の花立って水があまり多く入らないから、
すぐに吸水されてしまうため、
夏場はどうしてもお花が短期間で枯れてしまいます。
そこで最近では、頻繁にお墓参りに行くことが出来ない場合、
生花ではなく、造花をお供えしていくことが増えています。
ただし、造花って軽いので、
風で飛ばされてしまう可能性もあるんですよね。
また、造花を供えることに抵抗がある人が親戚にいたりすると、
思わぬトラブルに発展するかも知れません。
造花をお供えしたい場合は、周囲の人たちの意見をまず聞いてからが無難ですよ。
まとめ
比較的、長持ちするお供えに最適なお花は、
いずれも仏花に用いられる花なので、
スーパーなどでも手に入りやすいですよ。
お墓にお供えした花を長持ちさせたい場合は、
まだ咲ききっていない花を選ぶ、
切り口をライターであぶる、
花立の中に10円玉を入れておく、
などをしておくと、比較的長持ちします。
ただし、夏場はそれでもやっぱり枯れやすいので、
出来れば定期的にお墓参りに行くことを心掛けましょう。