知恵袋あれこれ

日常のちょっとした知恵をご紹介していきます

こんなところに落とし穴?!敷金礼金なし賃貸物件の意外なデメリット!

 

 

初めての一人暮らし、憧れと不安がありますよね。

 

自由な生活!でも、親に反対されそう、隣人ってどんな人だろう、そもそも良い部屋ってどうやったらわかるんだろう?

 

いろいろ考えちゃいますよね。

 

そんなときは、まず雑誌だったり、不動産屋さんに行ったりが一般的でしょうか。

駅前とかにたくさんの不動産屋さんがありますよね。

不動産屋さんの窓ガラスには、間取りや家賃が記載されたちらしが貼られているのをみたことありますよね?

 

敷金礼金って何?敷金礼金ありなしでその物件のメリットデメリットがどう違うの?

 

 

賃貸住宅を借りるときには、いろいろな費用がかかります。

通常、お部屋を借りるときには、家賃(部屋代)の他に、敷金、礼金、仲介手数料、場合によっては、駐車料金がかかります。

 

さらに、管理人がいたりするようなマンションでは、管理費なるものがかかるときがあります。

さて、家賃はわかるけど、この敷金や礼金、仲介手数料って何でしょうか?

 

まずは敷金ですが、これは一種の預り金で、その部屋の退去時に部屋も元に戻すための修繕費用や万が一家賃の支払いが遅れた時に充填されるものです。

 

次に礼金ですが、これはその部屋の大家さんに対する謝金となります。

 

最後に仲介手数料ですが、これはその部屋を紹介してくれた不動産屋さんに支払うものになります。

 

不動産屋さんも商売ですから、これが収入源となっています。

このように見てみると、敷金、礼金、仲介手数料がかからない物件がいい!って、なりますよね。

 

では、敷金、礼金、仲介手数料あり物件となし物件の違いは何でしょうか?

借りる側としては、少しでも安い方が良いに決まっているわけで、貸す側としては、少しでも儲けはあった方がいいわけで、そうすると単純に、安くしてでも借りてほしい物件ということになります。

 

 

実際に借りたらこうなった!敷金礼金ありなし別で見るデメリットワースト10!

 

さて、実際に敷金礼金なし物件のデメリットは何でしょうか?

ワースト10をご紹介します。

  1. 名目が違う費用がかかることがある。これは、ハウスクリーニング代や消毒代といった名目の費用を別に請求される場合があります。
  2. 退去時にいろいろな請求がくることがある。本来、敷金は退去時の修繕費という意味合いがあるため、これを払っていないということは退去時に請求される場合があります。
  3. そもそも家賃が相場より高いことがある。敷金礼金ゼロといいながら、家賃が他の同物件よりたかくなっていることがあります。これなら、一時金より借主にとっては得ですね。
  4. 家賃滞納に厳しいことがある。借りる側が家賃を敷金から相殺してくださいとはいえませんが、貸主は万が一のときに、この敷金礼金から充填します。
  5. 鍵交換費用を請求されることがある。これは、大家さんが行うことなのですが、実費請求されることがあります。
  6. 保証会社への加入が条件の場合がある。家賃滞納や修繕費用などを保証会社が行うため、月々または一括で保証費用を請求されることがあります。
  7. 決められた年月住まないと違約金が発生する場合がある。敷金礼金はいらないが、2年間は必ず住まなければならないなど、好きな時に退去できないことがあります。
  8. 住環境が悪い場合がある。そもそも物件の立地条件や周りの環境が悪く、敷金礼金をゼロにしてでも住んでほしいという物件の場合があります。
  9. 売れ残り物件の可能性がある。立地条件や間取りもそこそこなのに、なぜか住む人がいない物件の可能性があります。貸主は、空けておくよりはと考えます。
  10. いわくつきである。とにかく何かがある物件の場合があります。

 

 

まとめ

 

憧れの一人暮らしを始めるとしたら、通常、家賃2ヶ月分、敷金2ヶ月分、礼金1ヶ月分、仲介手数料1ヶ月分の合計家賃6か月分が、まず請求されたりします。

 

家賃が5万円のところで、30万円!ですよ。

 

ちょっと親に内緒で借りちゃお、って、ことにはならない金額ですよね。

それなら、少しでも安く済ませるために敷金礼金ゼロ!なんていう文字に心動きたくなるところですが、いろいろ注意が必要です。

 

わかっていただけましたか?

 

全ての敷金礼金ゼロ物件が危険なわけではありませんが、いろいろな事を想定して、そのような物件を選びましょう。

契約時は、契約書をとにかく隅々までよく読みましょうね。

良い物件を格安で借りられることを祈念しています。