大晦日の定番の過ごし方といえば、お正月の準備をしたり、紅白歌合戦を見たりなどですね。
そして忘れてはいけないのが年越しそば。
大晦日には必要不可欠な食べ物です。
でも年越しそばって、何時に食べるべきなんでしょうか?
そもそも、年越しそばを食べる時間に決まりがあるのかも、
よく分からないですよね。
そこで今回は、年越しそばを食べる時間は一体いつなのか、
由来も含めて解説していきます。
年越しそばを食べる時間の目安は?
あなたは毎年、大晦日になると年越しそばはいつ食べていますか?
人によっては、お昼ご飯に食べたり、夕飯にしたり、もしくは年が明ける夜中に、
除夜の鐘を聞きながら、という場合もあります。
実は年越しそばって、食べる時間は特に決まりがないんです。
つまり、大晦日の何時にでも食べて良いんですよね。
でも特に決まりがないとなると、じゃあいつ食べようか迷う、という人がいるかも知れないので、目安を紹介します。
年越しそばを食べる時間の目安としては、年が明ける前の23時頃が良いんじゃないでしょうか?
小さいお子さんがいる家庭だったりして、そこまで起きていられないのであれば、
夕食に年越しそばを食べることをおすすめします。
でも、食べる時間に決まりや仕来りは特にないので、
本当に個人個人で、好きな時に自由に食べて良いんですよね。
また、年越しそばは冷たいものと温かいもの、
どちらを選んでも構わないんですよ。
ただ、時期的に寒いから、温かいそばの方がおすすめです。
また、もし夜中に年越しそばを食べるのでしたら、
具は天ぷらなど揚物だと胃腸に負担がかかるので、
山菜やネギだけ、卵など、お腹に優しいものが良いですよ。
年越しそばを食べる由来から食べる時間を知ろう!
そもそも、なぜ大晦日にそばを食べるか知っていますか?
そばはうどんやラーメンと違い、麺が切れやすいんです。
このことから、そばを食べるとその年の厄や悪縁を断ち切ることができ、
翌年はまっさらな状態でスタート出来るとされているんですよ。
また、長いそばを食べることで、長生き出来ると考えられているからなんですね。
つまりは縁起担ぎです。
そしてもう一つ、そばを食べると金運が良くなるといわれています。
昔、金箔を使って細工物を作る職人は、
部屋に散らばった細かい金箔を集める時、
そば粉で作った団子にくっ付けて集めていました。
だからそばを食べるとお金が貯まる、
金運が上がるともいわれているんですよ。
要するに、厄を断ち切るためと、
長寿を願うため、そして金運をアップさせるために、
年越しにそばを食べるということなんですね。
ちなみに、除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べる、
という人も多いですが、そば年が明ける前、
つまり年内に食べてしまった方が良いとされています。
年をまたいで食べてしまうと、厄を上手く断ち切れないばかりか、
金運に恵まれなくなる、といわれているんです。
そのため、出来れば年内に食べ終えているのが良いので、
やっぱりおすすめなのは、23時頃に食べることですね。
もちろん、昼食か夕食に食べても大丈夫ですよ。
ただし、地域によっては、年が明けてからそばを食べる、
という風習もあります。
その場合には、地域の風習に従うと良いでしょう。
まとめ
大晦日にそばを食べるのは、厄を断ち切るためと、
長寿祈願、そして、金運をつかみ取るためです。
年越しそばを食べる時間は、特に決まりがないので、
何時頃でも、好きな時間に食べて良いんですよ。
ただし、そばは年が明ける前に食べ切らないと、
厄を上手く断ち切れない、新年は金運に恵まれなくなる、
といわれていますので、食べながら年をまたぐ、
ということがないようにしましょう。
おすすめなのは大晦日の夜、23時頃に夜食として食べると良いですよ。
大晦日でも早く寝てしまう人は、
昼食か夕食に食べてもOKです。